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【宮口の歴史】宮口と鉄道

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【宮口の歴史】宮口と鉄道  

宮口には、天竜浜名湖鉄道の宮口駅があります。

この天竜浜名湖鉄道の前身は国鉄二俣線です。二俣線は、東海道本線が戦時の敵の攻撃により浜名湖の今切れで不通になることを想定して、その迂回路線として建設されました。昭和10年4月17日に掛川~遠江森間が開通したのを皮切りに、東西方向から工事が進められて順次開通し、昭和15年6月1日に全線開通しました。

路線の中ほどに位置する宮口駅は、この全線開通と同時に開業しており、すでに70年以上の歴史を刻んでいることになります。戦時中には二俣線で戦車等も輸送されたことがあったようですが、現在では地域住民の貴重な交通機関となっています。

そのような天竜浜名湖鉄道ですが、平成10年には天竜二俣駅の転車台など5件が、平成23年1月には全路線の主な駅舎・橋梁など31件が、国の登録有形文化財になりました。全線に及ぶ多数の施設を一括登録した鉄道は鳥取県の「若桜鉄道」、群馬・栃木県の「わたらせ渓谷鉄道」に続いて、天竜浜名湖鉄道が三例目です。
なお、登録された駅のうち、駅舎、待合室、上下プラットホームの関係施設が全部指定されたのは宮口駅だけです。




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