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【宮口の歴史】宮口とお寺

カテゴリー │遠州山辺の道の歴史

現在、浜北区内では51のお寺がありますが、そのうち宮口地区には8つのお寺があります。

庚申寺、保福寺、大覚寺、陽泰院、報恩寺、興覚寺、常光院、恩光寺の8つであり、それぞれに歴史を有する由緒正しいお寺ばかりです。
すべてを紹介するのはなかなか大変なので、この中で最も歴史が古い庚申寺について触れたいと思います。

庚申寺は「金剛山庚申寺」といい、臨済宗方広寺派の寺院です。神亀二年(725年)現在地の北西200メートルに観音山光明寺として開山。明徳元年(1390年)に現在地に移転し、臨済宗に改宗して金剛山庚申寺となりました。
寺名の「庚申」が示すように、宮口地区をはじめとした庚申信仰の中心地となりました。
庚申寺所蔵の古文書『庚申尊天略縁起』によると、特に庚申信仰が盛んであった江戸時代においては、大阪の「天王寺」(四天王寺)と共に「攝遠(攝州と遠州)の二庚申」として隆盛を極めたそうです。

現在でも庚申寺の門前においては当時の門前町の面影が感じられます。



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