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2016年09月26日07:30

本州最古の旧石器時代の人骨化石「浜北人骨」が出土した浜松市浜北区の根堅遺跡周辺で、新たな人骨化石再発掘の可能性を探る予備調査が12月に始まる。同遺跡周辺は石灰岩が多く、人骨化石が比較的残りやすいとされる。調査に加わるお茶の水女子大の松浦秀治教授(64)=同市出身=は「大変難しい挑戦だが、その小さな可能性を探りたい」と意欲を語る。松浦教授らのチームが、26日に現地を視察する。
調査は、日本学術振興会の科学研究費270万円が認められ、2017年度まで行う。根堅遺跡では人骨出土後も採石が続き、当時と大きく状況が変わっているため、周辺の石灰岩の状態などをあらためて調べる。調査には、松浦教授のほか、お茶の水女子大の近藤恵助教や、日本旧石器学会会長を務める東大大学院の佐藤宏之教授らが加わる。調査結果次第では、再発掘の可能性も広がる。
(静岡新聞9月26日朝刊)
再発掘へ予備調査 本州最古「浜北人骨」出土の根堅遺跡≫
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本州最古の旧石器時代の人骨化石「浜北人骨」が出土した浜松市浜北区の根堅遺跡周辺で、新たな人骨化石再発掘の可能性を探る予備調査が12月に始まる。同遺跡周辺は石灰岩が多く、人骨化石が比較的残りやすいとされる。調査に加わるお茶の水女子大の松浦秀治教授(64)=同市出身=は「大変難しい挑戦だが、その小さな可能性を探りたい」と意欲を語る。松浦教授らのチームが、26日に現地を視察する。
調査は、日本学術振興会の科学研究費270万円が認められ、2017年度まで行う。根堅遺跡では人骨出土後も採石が続き、当時と大きく状況が変わっているため、周辺の石灰岩の状態などをあらためて調べる。調査には、松浦教授のほか、お茶の水女子大の近藤恵助教や、日本旧石器学会会長を務める東大大学院の佐藤宏之教授らが加わる。調査結果次第では、再発掘の可能性も広がる。
(静岡新聞9月26日朝刊)