2012年09月28日19:00
【宮口の歴史】終わりに
カテゴリー │遠州山辺の道の歴史
全部で16の記事を書いた宮口の歴史でしたが、いかがだったでしょうか?
宮口地区は歴史もあり、まだまだ書きたいこともたくさんあるのですが、あまりにもローカルな話題では仕方がないと思い、一般的に興味を持ちやすいことに絞って掲載しました。
このブログを読んで宮口地区に興味を持ってくださり、実際に山辺の道を歩いていただければ幸いです。
【宮口の歴史】シリーズは今回をもって終了します。
次回からは赤佐地区の歴史シリーズを予定しています。お楽しみに!
宮口地区は歴史もあり、まだまだ書きたいこともたくさんあるのですが、あまりにもローカルな話題では仕方がないと思い、一般的に興味を持ちやすいことに絞って掲載しました。
このブログを読んで宮口地区に興味を持ってくださり、実際に山辺の道を歩いていただければ幸いです。
【宮口の歴史】シリーズは今回をもって終了します。
次回からは赤佐地区の歴史シリーズを予定しています。お楽しみに!
タグ :宮口地区
2012年09月21日19:00
【宮口の歴史】宮口の酒造会社
カテゴリー │遠州山辺の道の歴史
今回は今までの歴史の話とは少し違いますが、地元の歴史ある蔵元「花の舞酒造」についてです。
淡麗辛口のこだわりの酒造りで全国的にも有名なこの蔵元は、元治元年(1864年)創業の伝統ある会社です。
仕込みの水は南アルプスからの恵みである清冽な地下水と地元産の米を使い、地元出身の杜氏による酒作りの技が活かされています。
実は、この酒の仕込みに使われる地下水は、誰でも無料で飲むことができます
意外とこの水は人気があり、一般の方がポリタンクを持って汲みに来たり、飲食店を経営している方が調理用の水として持っていくこともあるそうです。
水汲み場は水を汲むことができる時間が決められていますが、カルキ臭のしない天然水ですので、山辺の道を歩く途中の水分補給としても良いでしょう。
ちなみに、花の舞酒造は敷地内に仕込み水用の井戸を二本掘っているそうですが、その井戸は80mの深さがあるそうです。
また、毎年10~11月ごろに、蔵開きとしてその年にできた新酒を無料で味わうことができる日があり、多くの人で賑わいます。
淡麗辛口のこだわりの酒造りで全国的にも有名なこの蔵元は、元治元年(1864年)創業の伝統ある会社です。
仕込みの水は南アルプスからの恵みである清冽な地下水と地元産の米を使い、地元出身の杜氏による酒作りの技が活かされています。
実は、この酒の仕込みに使われる地下水は、誰でも無料で飲むことができます
意外とこの水は人気があり、一般の方がポリタンクを持って汲みに来たり、飲食店を経営している方が調理用の水として持っていくこともあるそうです。
水汲み場は水を汲むことができる時間が決められていますが、カルキ臭のしない天然水ですので、山辺の道を歩く途中の水分補給としても良いでしょう。
ちなみに、花の舞酒造は敷地内に仕込み水用の井戸を二本掘っているそうですが、その井戸は80mの深さがあるそうです。
また、毎年10~11月ごろに、蔵開きとしてその年にできた新酒を無料で味わうことができる日があり、多くの人で賑わいます。
2012年09月16日17:25
中秋の名月「月の宴」
カテゴリー │イベント情報
9月29日(土)は14夜の月と行燈の光がお迎えします
名月を観賞しながら万葉の時代に思いをはせ・・・
楽しいお話とこの日のために用意した月にちなんだ
貴族の特上御膳をお楽しみください。
急いで予約!先着30名様までです。
御予約お待ちしています。
万葉の森公園 053-586-8700 月草の会090-7611-5370
名月を観賞しながら万葉の時代に思いをはせ・・・
楽しいお話とこの日のために用意した月にちなんだ
貴族の特上御膳をお楽しみください。
急いで予約!先着30名様までです。
御予約お待ちしています。
万葉の森公園 053-586-8700 月草の会090-7611-5370
2012年09月16日16:59
万葉コンサート
カテゴリー │イベント情報
秋の宵 ほのかに行燈の灯る池のほとりで
管弦の調べを聴いて過ごしませんか!
貴族の万葉食特別献立・・・乞うご期待!!
10月13日は万葉の森で食とコンサートをお楽しみください
管弦の調べを聴いて過ごしませんか!
貴族の万葉食特別献立・・・乞うご期待!!
10月13日は万葉の森で食とコンサートをお楽しみください
2012年09月09日09:10
【イベント情報】宮口祭典最終日
カテゴリー │イベント情報
今日で宮口祭典も最終日です。
今日は13:30頃から六所神社で餅投げがあります。
屋台を見学しつつ、お餅を拾いに行きましょう!
今日は13:30頃から六所神社で餅投げがあります。
屋台を見学しつつ、お餅を拾いに行きましょう!
2012年09月07日19:00
【宮口の歴史】宮口六所神社
カテゴリー │遠州山辺の道の歴史
前回の記事ででてきた宮口六所神社について、詳しくお話しします。
六所神社という社名の由来については、六柱の神(底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神、底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命)を祀る神社または6社を合わせた神社という説や、管内の神社を登録・管理して統括する「録所」が「六所」の表記に変化したという説などがあります。
『麁玉村誌』には「元六所大明神と称し、延喜式の遠江六二座の一つ、麁玉郡多賀神社と称するもの之なり明治六年郷社に列せられ六所神社と改称す」と記されています。
江戸時代の国学者、内山真龍が著した『遠江国風土記伝』(以下、『風土記伝』)には、六所明神の社が申堂(庚申寺)の北東にあり、申堂と合わせて式内社若倭神社に比定しています。
つまり、六所神社を式内社の多賀神社に比定する説と若倭神社に比定する説があるということです。
式内社とは、平安時代の『延喜式』に記載されている神社のことで、麁玉郡には於呂神社、長谷神社、多賀神社、若倭神社の4座があります。このうち、於呂神社は於呂にある現在の於呂神社、長谷神社は堀谷の長谷六所神社に比定されています。
多賀神社については、『麁玉村誌』が六所神社としているほかは、『風土記伝』や『浜北市史』は尾野の高根神社に比定しています。
若倭神社については、『静岡県史』が東区笠井町の春日神社としているものの、『風土記伝』と『浜北市史』は宮口の庚申寺とその付近一帯(天保6年の「若倭神社」と書かれた幟が見つかった八幡神社の社地を含む)としています。
そのような宮口六所神社ですが、明治時代には郷社として位置づけられ、明治四十年からは県から祭典時に幣帛(供物)が届けられるようになり、昭和二十一年に占領軍の「神道指令」に伴って神社の国家管理が廃止となるまで続きました。
ちなみに、宮口六所神社の住所は「浜北区宮口1番地」です。
六所神社という社名の由来については、六柱の神(底津綿津見神、中津綿津見神、上津綿津見神、底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命)を祀る神社または6社を合わせた神社という説や、管内の神社を登録・管理して統括する「録所」が「六所」の表記に変化したという説などがあります。
『麁玉村誌』には「元六所大明神と称し、延喜式の遠江六二座の一つ、麁玉郡多賀神社と称するもの之なり明治六年郷社に列せられ六所神社と改称す」と記されています。
江戸時代の国学者、内山真龍が著した『遠江国風土記伝』(以下、『風土記伝』)には、六所明神の社が申堂(庚申寺)の北東にあり、申堂と合わせて式内社若倭神社に比定しています。
つまり、六所神社を式内社の多賀神社に比定する説と若倭神社に比定する説があるということです。
式内社とは、平安時代の『延喜式』に記載されている神社のことで、麁玉郡には於呂神社、長谷神社、多賀神社、若倭神社の4座があります。このうち、於呂神社は於呂にある現在の於呂神社、長谷神社は堀谷の長谷六所神社に比定されています。
多賀神社については、『麁玉村誌』が六所神社としているほかは、『風土記伝』や『浜北市史』は尾野の高根神社に比定しています。
若倭神社については、『静岡県史』が東区笠井町の春日神社としているものの、『風土記伝』と『浜北市史』は宮口の庚申寺とその付近一帯(天保6年の「若倭神社」と書かれた幟が見つかった八幡神社の社地を含む)としています。
そのような宮口六所神社ですが、明治時代には郷社として位置づけられ、明治四十年からは県から祭典時に幣帛(供物)が届けられるようになり、昭和二十一年に占領軍の「神道指令」に伴って神社の国家管理が廃止となるまで続きました。
ちなみに、宮口六所神社の住所は「浜北区宮口1番地」です。
2012年09月06日19:00
内野・平口グループ9月度勉強会
カテゴリー │ダイアリー
9月2日、「内野・平口を楽しむ会」が開催されました。
今月・来月は、山内会長の案内による「遠州山辺の道の本ルートを歩く」です。
新しい会員さんでまだ本ルートを歩いたことのない方が増えてきたことを受けて企画されました。
ルートは、以下の通り。
福応寺⇒内野神明宮⇒龍泉院⇒小用町通り⇒内野陣屋跡⇒妙蓮寺⇒不動寺⇒三方原礫層⇒休兵坂⇒梔池緑地公園⇒野口の辻⇒大師堂⇒宮口三十三観音⇒段の下龍燈⇒麁玉公民館
当初の予定では宮口駅まで行く予定だったのですが、山内さんの話に熱が入りすぎて麁玉公民館で時間切れとなってしまいました。
個人的にはすでに何度も歩いているルートですが、今まで知らなかった話をいろいろと聞くことができ、あらためて遠州山辺の道の奥深さを感じました。
次回は10月2日に、本ルートのさらに先を歩く予定です。(まるじゃが)
今月・来月は、山内会長の案内による「遠州山辺の道の本ルートを歩く」です。
新しい会員さんでまだ本ルートを歩いたことのない方が増えてきたことを受けて企画されました。
ルートは、以下の通り。
福応寺⇒内野神明宮⇒龍泉院⇒小用町通り⇒内野陣屋跡⇒妙蓮寺⇒不動寺⇒三方原礫層⇒休兵坂⇒梔池緑地公園⇒野口の辻⇒大師堂⇒宮口三十三観音⇒段の下龍燈⇒麁玉公民館
当初の予定では宮口駅まで行く予定だったのですが、山内さんの話に熱が入りすぎて麁玉公民館で時間切れとなってしまいました。
個人的にはすでに何度も歩いているルートですが、今まで知らなかった話をいろいろと聞くことができ、あらためて遠州山辺の道の奥深さを感じました。
次回は10月2日に、本ルートのさらに先を歩く予定です。(まるじゃが)